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2011年04月07日

桜井・南相馬市長怒る 〜対マスコミ編〜

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脱出したくても脱出できない母親と幼児。マスコミはいち早く逃げ、あげくに「ただちに人体に影響はない」と伝える。住民をバカにした行状だ。(3日、南相馬市役所。写真:筆者撮影)


 『NHKも朝日もいなくなったよ』、桜井市長は吐き出すように話した。

 NHKとは「NHK南相馬報道室」、朝日とは「朝日新聞・南相馬通信局」のことである。筆者は先ず両社の報道室と通信局に電話をかけたが、留守番電話の声が返ってくるだけだ。

 NHK福島放送局と朝日新聞福島総局に確認したところ、両社とも「記者は福島(市)に引き揚げている」との答えだった。朝日新聞に至っては通信局を5月1日から隣の相馬市に移すのだそうだ。

 自らはいち早く安全圏内に逃げ込み、あげくに「ただちに人体に影響があるものではない」という無責任な政府発表をテレビと新聞で伝えるのである。

 政府の指定が「屋内退避」であるため、南相馬に留まらざるを得ない市民は数万人もいる。避難のための費用が出ないからだ。泣く泣く留まる人々の中には放射能の恐怖に怯える母親や乳幼児もいる(写真)。

 新聞・テレビは「ただちに人体に影響があるものではない」と住民に伝えるのであれば、どうして自分たちも留まらないのだろうか? 読者や視聴者に対する裏切りであるばかりか、住民を愚弄した行状ではないだろうか。

 将来、健康被害が発生すればマスコミも責任を負わねばならない。



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posted by 田中龍作 at 10:52| Comment(2) | TrackBack(1) | 災害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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