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2011年02月11日

【カイロ発】反ムバラク派、国営放送に突入図る

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反ムバラク派のデモ隊は国営放送の玄関前まで突進した。戦車が張り付き、2階バルコニーには兵士が銃を持って構えているのが見える。(11日、カイロ市内国営放送前。写真:筆者撮影)


 ムバラク大統領が引続きの最高権力者の座に留まることを表明したため「反ムバラク派」の怒りは収まらない。「続投表明」翌日の11日、反ムバラク派は「エジプト国営放送」に突入をはかった。

 朝鮮中央放送がそうであるように独裁国家の国営放送は権力者のプロパガンダ装置だ。エジプト国営放送も例外ではない。タハリール広場に「打倒ムバラク」を叫ぶ数十万人が集まっているにもかかわらず、「3百人」と伝えるなど大統領べったりの報道姿勢は国民の反発を招いていた。当然、反体制派の標的となる。警戒は極めて厳重だ。
 
 国営放送前の道路はコンクリートブロックで塞がれ、10台近い戦車が建物の周りを固める。歩兵がさらに戦車の周りに配置されている。蟻の這い入る隙間もない、とはこのことだ。

 国営放送はタハリール広場から北西へ1キロ程行ったナイル川の畔にある。国営放送につながる道路も軍が戦車を置いて容易には入れない状態だ。広場を出た反ムバラク派のデモ隊はここをすんなりと通過した。軍はデモ隊を止めなかったのである。デモ隊はさらに国営放送からわずか数十メートル手前のコンクリートブロックも脇に回ってなだれ込んだ。

 国営放送玄関まで数メートルの所には鉄条網が張られ、銃を構えた数十人の兵士がガードする。デモ隊はここまで突進したのである。だが鉄条網は破れなかった。打楽器のリスムに乗って「ムバラク出てゆけ」のシャンテを1時間余り繰り返した。

 NHKに喩えるとこうだ。渋谷の公園通りに設けられた軍の検問所をすんなりと通過し、代々木公園入り口のコンクリートブロックも脇に回って潜り抜けた。スタジオパークの玄関前まで突進したが、鉄条網と軍隊のガードに阻まれた。

 
 ◇
田中龍作の取材活動は読者に支えられています。



posted by 田中龍作 at 23:59| Comment(1) | TrackBack(0) | エジプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
posted by 田中龍作 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | エジプト
横浜市鶴見区斉藤歯科医院斉藤永二
責任は既成ジャーナリズム新聞にある。
大阪地検の証拠偽造について検事に責任はない。
厚生労働省の村木汚職役人の無罪判決は裁判所の無責任の象徴である。
部下が上司に責任が及ばないように裁判で証言を翻すのは常識である。
特に癒着がひどい厚生労働省は退職後も世話してもらえる官僚組織である。
村木女性官僚上司が20億円ものハンコを部下が勝手にやったから知らないなど
がどの世界でも通用しない論理ではないか?ただ上司は知りませんと退職後の
世話してもらいたいのでノンキャリアが嘘をいっただけで無罪判決である。
100パーセント有罪にするためには証拠の偽造と汚職の放置がどちらが大事か
裁判官にはわかっていない。疑わしきは罰せずではこれから官僚に民間人は
さからえない。地検を悪者扱いするジャーナリズムは正義の視点がない。
民主主義国家の基本は法治である。つまり裁判所であるが日本の裁判官は良心
にのみ従って判決するということがない。身分が保証された裁判官は自分の
保身にのみ関心があり上級裁判官は下級裁判所の判決を検証せずに間違いが
無いとかばうことのみに関心がある。つまり官僚の保身のみあるのである。
http://www.geocities.jp/saitoshika_clinic/index.htm
http://www.geocities.jp/saitoshika_clinic/index.html
Posted by 横浜市鶴見区斉藤歯科医院斉藤永二 at 2011年02月14日 03:49
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