文字サイズ

田中龍作ジャーナルはサイトのアドレスが変わりました。
新サイト最新記事 (http://tanakaryusaku.jp/



2011年03月25日

都心が計画停電しても民放はバラエティー番組

写真
 ネオンが消え人通りもまばらな銀座4丁目交差点。(25日夜8時、写真:筆者撮影)


 東京電力の藤本孝副社長は25日夕の記者会見で、需給がひっ迫すれば23区(都心)まで計画停電の範囲を広げる可能性もあることを示唆した。

 都心も計画停電のエリアに入るようなことになれば、民放も停電対象となる。ピンポイントで特定の施設だけ通電するのは不可能だからだ。

 民放は、東電が「原発は安心・クリーンなエネルギー」と国民の頭に刷り込むための広報機関でもある。東電が自らの広報機関を停電させることができるのだろうか?

 筆者は意地悪く藤本副社長に質問した。「23区まで計画停電を広げた場合、民放も停電の対象となるのでしょうか?」

 副社長はためらいの表情を浮かべながら「政府と相談して決める」と即答を避けた。

 東電は民放を停電させることはない、と筆者はにらんでいる。事故が一段落してほとぼりが冷めたら「東電のイメージアップ」のためのCMを打たなくてはならないからだ。

 政府と相談しても民放の停電には内閣記者会が反対することは目に見えている。民放各社だけではなく民放の大株主である新聞社も反対するからだ。

 猛暑の中クーラーを使えず人々が熱中症でバタバタ倒れても、3流芸人がバカ騒ぎするバラエティー番組を民放は流し続けるのだろうか。


田中龍作の取材活動は読者に支えられています。
       


posted by 田中龍作 at 21:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 災害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
政府は選挙権を行使すれば改善できる。
→している
マスメディアは見なければ改善できる。
→実施中
東電は「電気を使わなければ」改善できる。
※ガス派になるとか・・・
1個1個小さい改善をするしか道がない。
Posted by 小さい改善の道 at 2011年03月26日 12:11
藤本 孝副社長も工学部出身です。
また、配電部門が長いので(無)計画停電の変電所の系統はご存知のことと思います。

----------------------------------------------
東京電力株式会社 適時開示資料 バックナンバー(2007年) 役員人事 平成19年4月27日 による
http://www.tepco.co.jp/ir/tekiji/pdf/0704272-j.pdf
取締役副社長候補者 藤本 孝(ふじもと たかし)
生年月日 昭和22年4月13日生
出身地 東京都
略歴
昭和45年3月 慶應義塾大学工学部卒
  45年4月 東京電力株式会社入社
平成元年7月 同社配電部地中配電課長
平成3年7月   埼玉支店営業部長
平成5年7月 配電部(副部長待遇)
東京通信ネットワーク株式会社出向
平成7年7月 考査部副部長
平成8年6月 業務管理部副部長
平成9年6月 東京南支店世田谷支社長
平成11年9月 技術部光設備構築推進プロジェクトグループマネージャー(部長)
平成13年6月 配電部長
平成15年6月 取締役情報通信事業部長
平成16年6月 常務取締役新事業推進本部副本部長
平成18年6月 常務取締役新事業推進本部長
---------------------------------------
*有価証券報告書による
平成19年6月 当社取締役副社長電力流通本部長(現)
Posted by 山本 安 at 2011年04月01日 20:45
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。